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2022年4月

2022年4月15日 (金)

プレウオークのコース下見報告です

朝日・五私鉄プレイベント『歴史的遺構「亀の瀬」鉄道遺構から龍田古道を歩く』の下見報告です!

こんにちは! 朝日のリレーウォーク担当のTです。
朝日・五私鉄リレーウオークのプレイベントとして、いよいよ5月15日(日)に「プレウオーク」が開催される予定です。リレーウオークのスタッフとともに、桜が満開の4月6日にコースを下見してきましたので報告します。みなさまがコースを歩かれる際の参考になれば幸いです。

タートはここ、大和川親水公園です。近鉄・河内国分駅の改札を右方向に出て少し歩いたところです。

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戸時代、奈良と大阪を結ぶ街道や大和川の舟運で交通の要衝として賑わった「夏目の渡し跡」では、吊り橋からの絶景を楽しめます。結構揺れるのでスリル満点。吊り橋は1度に15人までの制限があるので、順番に渡ってください。

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 noteここは大和川の川幅が最も狭く、昔は渡し船や茶屋があったのだとか。当時の人々の往来に思いをはせて渡ってみませんか。

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道好きにはたまらない撮影スポット!? 土木遺産「第四大和川橋梁」は昭和6年の地すべりによって架橋された鉄橋で、河川に対し斜めに架けられた珍しいものです。

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すべり、土石流、がけ崩れの3タイプに分類される「土砂災害」。これらの違いは何か、「地すべり」とは何か。ここ「亀の瀬地すべり歴史資料室」に来ればすべてが分かります! 館内には、昭和7年発行の朝日新聞happy01も資料掲示されていました。

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すべり防止用の「集水井(しゅうすいせい)」です。地すべりの要因となる地下水を集めて排除するために設置されています。みなさんは今回のウオーク中に何個見つけることができるでしょうか?

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回の最大の見どころはここかも知れません。「旧大阪鉄道亀瀬隧道」です。昭和6年の大規模な地すべりで埋もれて崩れ去ったと思われていた隧道が、平成20年、地すべり対策工事中に偶然、非常に良好な状態で発見されたのだそうです。いまにもタイムスリップできそうな不思議な空間です。

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八幡神社を越えて龍田大社まで歩けば、ゴールはもうすぐです。

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ール・信貴山下駅の駅前には、1922(大正11)年に開業し1983年(昭和58年廃線)まで運行されていた近鉄「東信貴鋼索線(東信貴ケーブル)」の車両「コ9型9」が保存展示されています。完歩の記念写真の背景にもぴったりですね。

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sunそれでは、当日みなさまとお会いできることを楽しみにお待ちいたします。今回は新型コロナ対策で人数制限がありますが、当日参加できない方も、翌日から2週間はスタート駅の近鉄・河内国分駅にコースマップを設置しますので、フリーウオークもぜひお楽しみください!

※フリーウオークに関する補足:亀の瀬地すべり歴史資料室、旧大阪鉄道亀瀬隧道は5月22日(日)、29日(日)のみ見学可能(見学時間はいずれの日も10~12時、13~15時)です。